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白内障手術

 

白内障は写真のように真っ白になってしまった水晶体を指します。

このワンコは進行した白内障で、反対目は白内障の合併症で眼内出血を起こしていました。

両目ともに失明しておりました。

ご家族のご意向がもう一度見えるようにしてあげたいということでしたので、手術を行いました。

手術時間はおおよそ20〜30分くらいです。

 

かなり進んでおりましたので、水晶体が萎縮しておりました。

萎縮した脇から硝子体(水晶体の後ろにあるゲル状物質)が出てきましたので、硝子体カッターを用い、切除しております。

写真にある眼内の青いループは眼内レンズの一部です。

 

 

 

無事に手術が終わり、入院室で完全覚醒を待ち、夕方のお散歩ではぶつからずに歩いてくれました。

とても嬉しい光景です。

 

術後の点眼は1日3-4回なので、やや大変ですが、その点眼も1-2週間以降は2回や1回に減ります。

目を掻かないようにするためにエリザベスカラーも装用していただきます。

”見る”という当たり前を達成するのは大変ですが、ワンコの嬉しがる表情の変化を見るとこちらも頑張ってしまいます。

 

(術後の様子の1例です。プライバシー保護のため、一部加工しております。)

 

 

くるめ犬猫クリニック 院長

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