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iPS細胞 Induced Pluripotent Stem Cells

日曜日に宮崎大学に大学院授業を受けに行ってきました。

講義のテーマは世を賑わすiPS細胞。

 

理屈がわかれば簡単ですが、研究者たちはよくもまぁ、それをやろうと思ったな…と感じました。

 

簡単に言うと、iPS細胞は体細胞に”とある刺激”を与えてES細胞を人工的に創り出すというマジック。その”とある刺激”というのが今までの研究者たちには謎だったのですが、かの山中教授が”偶然”にもその”刺激”を発見したということです(講義で偶然という説明があり、京都のiPS細胞研究所担当者から講師の西野先生も直接聞いたから間違いないとのこと)。

 

ちなみにマスコミでは万能細胞と呼ばれておりますが、その名称は適切ではなく、人工多能性幹細胞が適切な名称です。もうちょっと言うと、iPS細胞は非常に金食い虫で、細胞維持液が2万円/週もかかるらしい。

 

 

iPS細胞誕生には、現代版エジソンの大発明といった印象を受けましたが、野球の野村監督の名言を思い出しました。

”勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし”

 

研究所の方は偶然と言ったものの、血の滲むような努力の痕跡から”狙った偶然”もあるのかもしれません。今回の講義を聴いて、イヌのiPS細胞を創り出し、難病とされる網膜萎縮が治したくなりました。そして、宮崎大学には西野先生という非常に優秀な先生が居ることが分かりました!西野先生の教室のホームページには知って得するiPS細胞の作り方というページもあり、ユニークです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真は網膜萎縮症により失明してしまったワンコの網膜写真です)

 

 

くるめ犬猫クリニック 院長

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