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レーザー

先日、網膜剥離のワンコにレーザー網膜光凝固術を行いました。

その時の写真が↓

 

 

 

 

全身麻酔をかけて行います。

通常は処置室の麻酔器を移動して診察室で行いますが、この日は予定が詰まっていたため、

オペ室で行なっておりますが、オペ室なので、帽子マスク着用です。

上の写真は照射側から見た映像。

僕の右手親指のジョイスティックを使って照射場所を選んで、フットスイッチでバシュッとレーザー照射するわけです。

 

眼球が動いて網膜の大事なところを焼いてしまってはいけませんので、全身麻酔下で行う必要があります。

適応等、様々な制約があるのですが、文献上の予防効果は、その処置をやった群とやっていない群で約4倍の開きがありますので、片目剥離している場合は反対目剥離予防のためにやったほうがいいんだろうなぁと考えております。

(反対目剥離を100%予防する方法が現在のところ無いということでもあります。)

 

 

 

ちょうど照射した瞬間。

周りがグリーン色に光ります。

散乱光が危ないので、介助に入る看護師さんも保護メガネをつけます。

僕の方には機械側に保護フィルタが入っているので、大丈夫です。

実際のワンコも必要な部分にのみ直径0.2mmの凝固スポットがつきます。

たった0.2mmでは網膜を抑えることはできないので、それを数百発照射します。

そんなにたくさん!と思われるかもしれませんが、グリーン波長なので、生体組織に最小限の傷害しか加わりません。

 

この治療、網膜にちっちゃなヤケドのスポットを作って、それが”癒着”してくれるおかげで剥離しやすい網膜を安定化させる目的で行います。

 

詳しくはお電話ください。

 

 

また、Doctor’s インタビューを受けました。

その内容がこちら(リンク先に移動します。)

お手すきの時、ご訪問ください。

 

 

くるめ犬猫クリニック 院長

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