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網膜疾患

診察もさることながら、病院外の活動(獣医師会の仕事や他の先生方とのお付き合い)の繁忙で、ブログ更新がすっかり滞ってました…楽しみにしていた皆様、お待たせいたしました。

 

相変わらず、様々な患者さんの来院に恵まれているわけですが、中には説明に時間を要してしまい、お待たせしてしまうこともあり、ご迷惑おかけしております。しっかり病気と向き合うスタンスで診察しております故、ご理解とご協力お願い致します。

 

 

先日、来院したM.ダックスさん。どうやら、目が見えていないということです。外貌はこんな感じ

 

 

 

 

少し散瞳が強いかな?と思いながら、眼底検査を行うと、両眼とも眼底血管がありません…(涙)

 

 

 

これを網膜萎縮症と言います。特徴は眼底血管が消失する事と網膜辺縁部に縦ジワが入る事です。

犬種から、想像するに進行性網膜萎縮症だと思います。網膜辺縁部の縦ジワは過去からある所見ですね。

 

 

この病気、とても残念なことに治療法が存在しません…失明するワンコを診ていると”見る”というとても単純で複雑な事の重要さがとても感じるんですが、そして、少しでもいいから、どうにかならないものかと模索するわけですが、この遺伝病は一度スイッチが入ると止められないのです。

 

 

網膜血流が保持できれば、変性が止められるのか?それとも、変性の過程で血流が低下するのか?はたまた、その両方か…?さらには、それとは全く違うメカニズムなのか…?

眼科という分野、診断はつくのですが、治療可能な視覚喪失性疾患が非常に少ないのが、悩みどころです。

 

 

 

日曜日は、講習会でした。

 

 

 

テーマは内分泌疾患について。

東大の松木先生。 分かりやすい講義で、頭の中の整理整頓ができました。

 

 

 

 

 

 

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