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ひさしぶりに…

ひさしぶりに、ブログ更新です。

こんな事じゃいけないと思いつつも、日頃の診察が忙しいために、なかなか時間が割けずにいます。

記事を書くために、手術動画から写真を切り抜いて編集して…って言い訳ですね(笑)

もっともっと興味深い記事が書けるよう努力していきます。

 

 

 

おかげさまで白内障手術は件数的にはそこそこの数をこなしております。

何件やっても難しい手術ですね。

今まで色んな手術を経験しました(開心術も!)が、まったく違う世界です。

 

 

第一に家族の期待感…(汗)

やはり、失明してからの来院が多いので、もう一度光を!って思う気持ちに対する重圧感は相当な物です。

人間の眼もそうだと思うのですが、動物の眼って何が起こるか分からないのが実状です。

最近では、色んな先生のご意見が集積されてきて、だいたい予測可能になってきていますが、

それでも人間ほどのデータ数が無いので、難しいですね

 

 

第二に機械の調子

今現在、当院での白内障は99%が超音波乳化吸引装置を使っての手術を行っています。

この術式により角膜切開は2.8mmという幅で手術ができるので、眼にかかる負担は最小限です。

ただ機械に依存した術式には変わりないので、機械が止まれば、術式の大幅変更を迫られます。

新しい機種ですので、そんなこと無いとは思いますが、言い切れないのも事実です。

常に器具パックの中にバックアップ用の器具を入れ、使うことありませんようにと

お祈りして滅菌してます(笑)

 

 

第三に犬種

ここまで顔の変化が著しい動物種がいるでしょうか?

ブルドッグのように眼球自体が大きく見える犬種もいれば、柴犬のようにほとんど見えない犬種。

それにより角膜切開で行うのか、強膜切開で出来るのか?全く違います。

人間は白目の部分が普通に見えますが、ほとんどのイヌでは見えないので、見えない犬種では

外眼角(目尻)を切開してまぶたが大きく開くようにしています。

奥眼の犬種はとても手術がしにくいですね。

 

 

以上、僕が日頃感じている白内障手術所感でした(笑)

 

 

昨日行った柴犬さんの白内障手術ですが、右目は”白内障→ぶどう膜炎→網膜剥離→緑内障”の

過程をたどって失明しています。

 

 

そして、左目も白内障を患っているため、同じ経過をたどることが推察されたため紹介来院されました。

飼い主のご家族と話し合った上、白内障手術をすることになりました。

 

白内障発症してから少なくとも3年近くたっているカッチカチの水晶体で乳化吸引するのに

とても苦労しましたが、無事に除去する事が出来ました。

あとは、術後の消炎治療を頑張るのみです。

 

 

今回は、ちょっと専門的すぎて難しかったかもしれません。

分かりやすい説明、心がけていきます。

分からないこと、不安なこと、どんどん聞いてください。

大歓迎です☆

 

 

 

 

 

 

 

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