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スゴいセミナー

この土日は東京で開催された眼科のセミナーに参加してきました。

 

内容は  ”まるごと緑内障 2days”   というもの。

 

統計の取り方にもよりますが、100頭に1頭の割合で発症すると言われている

緑内障という治療の難しい病気にどうやって立ち向かうのか?

何が問題で、どうやったら視覚を温存できるのか?

 

まるまる2日間にわたり、頭の中を緑内障でいっぱいにしてきました。

日本では、柴犬、シーズー、アメリカン・コッカー・スパニエルが圧倒的に多いですね。

当院でもそのような傾向にあります。

 

講師のDr. John Sapienzaは講演中にこのようなスライドを提示されました。

 

 

そう!現在のところ、緑内障は外科疾患なんです!

眼圧が高いのを視覚が温存されているうちに点眼薬で正常眼圧まで落として、

その維持を外科的に行うというものです。

 

長期成績はそっちの方が圧倒的に高くなります。

ざっくりとした統計ですが、点眼治療のみだと1年後視覚温存率は20%前後ですが、

外科治療を組み合わせると60%まで増加します。

なんと、3倍!

それでも、6割程度しか視覚温存しないんですが…涙

もっと成績が良くなるといいんですが、それでも昔に比べると格段に良くなっています!

 

 

そして、今回さらに興味深い内容を聞くことが出来ました。

今年の1月に名古屋で開催された日本眼科手術学会でも取り扱われた

Alcon社のExpress Shuntの報告もありました。

この学会は医学会で、獣医学会では無いので分野の差こそあれ、でも気になる

新商品だったのですが、Dr. Sapienzaはその情報も提示してくれてました。

 

 

 

少しずつ、そして、一つずつ、前に前に…

そうやって医療は良くなっていっています。

僕ら獣医療も同じです。

 

 

 

 

 

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