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いざ、勝負!

気持ちいい日が続く、ここ久留米です。

病院裏の桃太郎川の川縁には菜の花が満開です。

 

 

この風景、”春の息吹”って言葉にピッタリです!

 

先日、A.コッカーの白内障についてご紹介しましたが、反対眼の手術を行いました。

術前の外貌↓

左眼の手術はもう終わっていますので、綺麗な目をしています。

 

今回も前回同様に、超音波乳化吸引術を行いました↓

 

術後、無事に経過しております。

これで、両眼視できますから、物を立体視することができます。

たとえば、床に落ちたドッグフードなんかは簡単に拾えるわけです♪

もちろん、片眼でも十分拾えますよ。

 

話は変わりますが、最近、特にイヌやネコの失明について、色々と考えます。

白内障で失明しているワンコが手術で見える様になる過程を見ると、イヌやネコは人間と同様に視覚にかなり頼って生きているんだなぁって実感します。また同時に緑内障や進行性網膜萎縮症なんかで中途失明すると、極端に動きが悪くなります。その姿を見ると、心がとても痛みます。

 

でも、中途失明に関して、なかなか手立てがないの実情です…。神経フィルムが病気に冒されてしまうわけですから、止める手立てがないんです。色んな先生が色んな治療法を試していて、文献でコレが効くんじゃないか?ってやっているわけですが、効果的な方法がありません。いつかきっと、見つかるはずですが…。

 

白内障手術は基本的にハッピーエンドの患者さんがほとんどですが、アンハッピーエンドの患者さんも居ます…それを減らすために色んな機械や道具、薬剤を使用して食い留める努力をしていますが、当院HPにも記載しておりますように、術後視覚温存率は約90%に思えます。

 

どれだけ強い想いで、”治してやる!!”と難しい白内障手術に挑めるか。精神論ではありませんが、その熱い気持ちは大切かと…

 

 

 

 

 

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