発表と学会出席
暑い日が続いております。
マスコミなどで熱中症についてたくさんの報道があるので、ワンコも同様に考えてください。
ここ最近で1つの症例発表と学会出席をしてきました。
症例発表とは、新しい知見/手術法や珍しい病気などを世に発信することです。
今回、九州で唯一当院が行っている網膜硝子体手術についての発表を行ってきました。
意見交換がたくさんできて、有意義な経験となりました。
網膜剥離後の視覚回復がいかに難しいかを発表しながら噛み締め、そして、
負けないぞという気持ちが芽生えました。
次に東京へ行き、犬と猫の網膜疾患について1日ドップリ浸かってきました。
網膜剥離の手術中、時間が長期経過した網膜はどうしても解剖学的に正常な位置に復位できないときがあります。
当然、網膜の全てを使ってものを見ているのですが、萎縮した網膜を伸ばすことはできないので、どこかを犠牲にしながらもなんとか見えるようにしなくてはなりません。
自分がやった症例の結果や考え方とほぼ同じようなことを、データを用いて立証されている先生がいて、とても勉強になった学会でした。
東京はオシャレだなー。
コースター一つとっても凝っています。
ここ久留米でも凝った病院と呼ばれるよう、スタッフと一緒に頑張ります!!!
くるめ犬猫クリニック 院長