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2020-04-25 08:00:00

コロナウイルスを考える

連日の報道があまりにも多く、そして、社会的不安が大きいコロナウイルス。

誰も遭遇したことがないコロナウイルスに対して、さまざまな意見や対策が出されています。

ウイルス学や公衆衛生学を大学や大学院で学んだ今、求められる事は正しい知識です。

でも、未知のウイルスだと“正しい”知識なんて誰も持っていません。

既存の知見を活かしながら、刻々と変わる状況に照準を合わせていくだけ。

 

 

北里大学のHPに公開されているデータで現時点でまとまっているのがありましたので、作者に敬意をもってページリンクをご紹介いたします。

 

 

動物とヒトのコロナウイルス

 

 

 

 

 

雑な言い方ですが、予防法は

3密を避け、

手洗い、

食事、

睡眠、

運動、

といった生活を送ることに尽きると思います。

 

マスクされている方に僕から一つだけ提言があります。

その手でズレたマスクは触ってはいけません。

手についたたくさんの雑菌がマスクにつきます。

それは常時、マスクに存在しますのでとても危険と考えます。

同様に、いろんなものを触れた手を、目、鼻、口に持っていくのは危ないです。

 

 

 

 

そして、ご家族の方からの質問で今多く寄せられる

「新型コロナウイルスはペットにも感染するのか?」

 です。

 

新規感染症なので、誰にもわかりません。

世界の報道を見ると猫が感染しやすそうな印象はあります。

しかし、猫コロナウイルス感染症というものが既にあります。

それに、犬コロナウイルス感染症だって既にあります。

自分の疑問はCOVID-19(ヒト)と既存の猫コロナウイルスをPCR検査でどうやって見分けたんだろうです。

今の技術でそれが出来るのだろうか???

たまたま同じコロナウイルス属だっただけであることを願います。

この点に関しては学者の方々の研究報告を待ちたいと思います。

 

 

そして、自分や家族が感染者になってしまったらペットとどう過ごしていくのか?

入院してしまったら、誰がペットたちの面倒を見るのか?

が不安材料として残ります。

 

 

福岡県獣医師会からは下記の情報が入りました。

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今言える事は、現在流行している新型コロナウイルスがペットに感染すること自体は稀なようです。

またペットから人間に移ったとの報告は現在ありません。

余計に怖がる必要はありません。

ウイルスがペットに付着することは起こり得ますので、手洗い、部屋の定期的な換気を心がけることは大事です。

 

これを機に今までの習慣の見直しをしてみましょう。

ペットとの生活がさらに楽しいものになるために!!!

また、何か情報があれば更新いたします。

不安は知識武装で解消していきましょう!

 

 

 

くるめ犬猫クリニック

院長