梅雨の時期になりました。
この時期から熱中症がチラホラ来院しています。
赤レンガっぽい舌色をしてゼハゼハという呼吸をしていたら、熱が体内に蓄えられている状態で危険信号です。
・クーラーを低めに設定する
・体を真水でゆっくりと冷やす(心臓から遠いところからゆっくりと)
・喉や脇に氷嚢を当てる
など状況に応じた対応が必要です。
決して慌てる必要がありません。
何よりも気付くこと。
そして、1時間後には元の呼吸に戻ればいいという考えのもと、行動を起こすことです。
その間に動物病院に電話をし、連携をとってください。
まずは気付くこと。
大切です。
さて、最近導入した機器があります。
診察室1に設置していた超音波装置が壊れてしまったため、買い替えです。
Aplio αというモデル。
画像分解能が素晴らしくヌルヌルと動きます。
佳那先生は古い機種はもう見れないと言ってるくらい大絶賛。
実によく見えます。
先日導入したレントゲン装置との連携もバッチリに設定してもらいました。
画像系は一元管理できるようになり、ご家族への情報提示がしやすくなりました。
設置の間は診察室が使えなかったりして多くの方に待ち時間が発生してしまい、ご迷惑をおかけしました。
このチューブだらけの機械はマニアックです。
皆様の目に留まることはほぼないと言っても過言ではない裏方の機械です。
白内障の機械を洗うための道具です。
白内障の機械は管腔構造になっており、使用後の洗浄が大変でした。
何回も水を通したり、エアでフラッシュしたり…
当院を出入りしている業者さまよりご紹介があり、デモを実施したところ、素晴らしい能力に見惚れてしまい、即納入となりました。
当院の滅菌機は厳しいヨーロッパの基準を満たしているものを導入しておりますが、滅菌工程前の器具洗浄は何よりも大事!
今後ウォッシャーディスインフェクターの導入も検討しており、さらなる安全性を目指しています。
小さな一歩をコツコツと。
くるめ犬猫クリニック 院長