2024.04.25 Thursday

ブログ 

2023-02-23 06:55:00

流涙症?

こんにちは

スギ花粉の飛散がニュースで伝えられるようになり、気温はまだまだ低い日もありますが、春の訪れを感じます。

街のところどころで、梅の花を見かけると心躍ります。 

 

 

先日、流涙症で来院したルナちゃん。

目と鼻を繋ぐ鼻涙管が詰まっているんじゃないか?という疑いがありましたが、そんなことはありません。我々人間は鼻水が出ると下に垂れますが、犬や猫は横に流れます。なので、撮影に協力してくれたルナちゃんの場合も流涙症はありますが、鼻涙管の異常が原因ということではなさそうです。

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写真協力🐶ルナちゃん

 

 

くしゃみを主訴に来院したこゆきちゃん。

こちらも鼻の横がしっかり濡れています。このように犬や猫の鼻からの分泌物は、毛の濡れ方から判断して、鼻の横に流れていきます。

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 撮影協力🐶こゆきちゃん

 

 

流涙症の原因は多岐にわたります。診察を通して原因究明にあたりますが、その原因究明が結構難しい病気だと思っています。目をシパシパさせていたり、痛そうな様子があった場合は、できるだけ早く動物病院へ!!!

 

 

 

 

くるめ犬猫クリニック 奥井寛彰

2023-02-17 20:00:00

animal purple day 2023 ~これって「てんかん」だったの?~

こんにちは!

 

本日はとあるイベントのご案内。。。

 

みなさん、3月26日は何の日かご存じですか?

動物のてんかん啓発」の日なんです。

(とはいっても、実は私も初めて知りました。)

 

毎年3月26日を「パープルデー」として、世界中でてんかんに対する啓発を目的としたイベントが行われているそうです!

 

アニマルパープルデーって?

 

「てんかん」という言葉自体は聞いたことがある方も多いかと思いますが、

動物にも起こるのか?どんな症状が起こり、起きた時にはどうしたらいいのか?

などなど、意外と分からないことだらけです。

 

 

てんかんは「約100匹に1匹がもっている」と言われるほど、患畜数の多い病気です。

実際、当院にも多くのてんかんをもった子が来院します。

珍しくない病気だからこそ、「うちの子に起きたら」「仲良しのお友達わんこに起きたら」

私たちにできることはなんでしょう?

寄り添うことができるよう、学んでみませんか?

 

http://animal-purpleday.org/ 👈見てみる!

参加費は無料!(事前申し込みが必要です!)

 

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アニマルパープルデーには、応援のメッセージとともに紫色のものを身に着けるそうです🕺

 

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「ぽぽちゃんは、紫といったらおいものほうが・・・」

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 おやつが好き過ぎるぽぽちゃんでした🤭

 

くるめ犬猫クリニック

古賀 

 

2023-02-05 12:00:00

節分🐶

こんにちは😊

受付の猿渡です🐶

 

先日節分の日でしたので

お家でワンちゃん用恵方巻きを作ってみました⭐️

 

納豆、きゅうり、卵を入れて作ってみました。

納豆はネバネバが毛に付いてしまうので

お湯でサッと洗って恵方巻きに入れました😊

具を中心に持っていくのは難しいですね💦

 

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アレルギーがある子は、

周りの海苔をキャベツにしたり

中身にささみを入れてみたりしてもいいと思います😊

 

脂質の多いチーズや牛乳、豚バラ肉などは

膵炎になることもあるのでご注意を⚠️

 

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🐶美味しそう〜❤️

完食してくれました✨

 

 

フードの相談やアレルギーなど

気になることがあればお気軽にご相談下さい✨

 

 

くるめ犬猫クリニック

受付 猿渡

2023-02-04 06:20:00

学会日記と硝子体手術

寒い日と暖かい日が入り混じってきました。

少し早いけど、春を意識できるようになってきました。

 

 

先週末、お休みをいただいて、眼科手術学会へ参加してきました。

開催地の東京。

このドンドン膨張していく街は衰え知らずで、パワーをたくさんもらいました。

 

コロナ禍は学会がオンラインでしたが、徐々に対面での開催が再開されていくんでしょう。個人的にはオンラインでもいいんじゃない?と思っている一人だったりします。

 

 

学会の名称通り、オールジャンルの眼科手術がトピックで挙げられて議論が交わされます。犬の目と人の目は比較的構造が似ていたりするので、大まかな手技はとても参考になります。人医療は人口比率からも動物医療よりはるかに症例数が多いので、人医療の知見は“これだとこうなる傾向にある”というある程度の未来予測が立てやすかったりします(もちろん、全てに当てはまるわけではありませんが)。

 

犬の網膜剥離は人医療で言うところの重症例(巨大裂孔原性網膜剥離)で来院することが多く、診察室で診断された時点で、数日以内に手術するかどうかの決断を迫られるケースがほとんどです。時間経過とともに剥離した網膜が機能不全に陥ってしまうからです。下の写真は犬の巨大裂孔原性網膜剥離の眼底写真です。

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手術は全身麻酔で行います。まずは白内障手術を行い、水晶体を眼内レンズに置き換えて眼球後部のワーキングスペースを確保します。

学会日記と硝子体手術

 

ワイドビューイングシステム(当院ではResightを採用しています)で眼球後部へと入っていきます。ボロボロになった硝子体を硝子体カッターという器具を用いて切除吸引していきます。

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パーフルオロンという比重の重たい液体を使って網膜を引き延ばしていきます。

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パーフルオロンは網膜の引き伸ばしにのみ用い、今度はパーフルオロンを除去しながら、シリコンオイルへと置換していきます。

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オペ時間は片眼で60−90分くらい。もっとかかることもあります。網膜を復位できると思ったのに、実際、網膜の萎縮が強く戻せないことも経験してます。犬の網膜剥離は人医療の重症例と言われるように、かなり難しい手術です。視機能回復を望む場合は、できるだけ早期発見早期オペが理想です。ただ、診断が難しく、発見も難しい疾患であることも認識しています。

 

 

難しい話をしたのでちょっと息抜きのお話を。

先生、ちょっと早いけど!って言われながら、ご家族からバレンタインのチョコをいただきました。チョコレートとオレンジの組み合わせは何て美味しいんでしょう!オランジェットっていうんでしょうか?ありがとうございます。

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くるめ犬猫クリニック

院長 奥井 

2023-02-03 14:00:00

日常日記📝~清掃

こんにちは😊

 

今回は休診日の様子です!

休診日の院内は、お掃除業者さんにお願いして院内の清掃を定期的におこなっております。

毎日の掃除ではできない部分までお願いしています。

 

床にあるものを移動させながら、水洗いして乾燥させて…の繰り返しです💦

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ピカピカになって気持ちもすっきりです✨✨

 

そのほかの掃除や補充・注文等もおこない、翌日からの診察や手術に備え準備しています☺️

 

休診日でも、フードや処方していたお薬のお渡しは可能です❗️

また爪切りのみや体重測定なども待ち時間少なくご案内できますのでご利用ください‼️

 

くるめ犬猫クリニック

事務 渡辺

 

 

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