こんにちは
スギ花粉の飛散がニュースで伝えられるようになり、気温はまだまだ低い日もありますが、春の訪れを感じます。
街のところどころで、梅の花を見かけると心躍ります。
先日、流涙症で来院したルナちゃん。
目と鼻を繋ぐ鼻涙管が詰まっているんじゃないか?という疑いがありましたが、そんなことはありません。我々人間は鼻水が出ると下に垂れますが、犬や猫は横に流れます。なので、撮影に協力してくれたルナちゃんの場合も流涙症はありますが、鼻涙管の異常が原因ということではなさそうです。
写真協力🐶ルナちゃん
くしゃみを主訴に来院したこゆきちゃん。
こちらも鼻の横がしっかり濡れています。このように犬や猫の鼻からの分泌物は、毛の濡れ方から判断して、鼻の横に流れていきます。
撮影協力🐶こゆきちゃん
流涙症の原因は多岐にわたります。診察を通して原因究明にあたりますが、その原因究明が結構難しい病気だと思っています。目をシパシパさせていたり、痛そうな様子があった場合は、できるだけ早く動物病院へ!!!
くるめ犬猫クリニック 奥井寛彰