こんにちは‼️
最近、当院では「子宮蓄膿症」の診断を受けた子が多く見られます。
子宮に細菌が感染して、膿が溜まってしまう、とても怖い病気です。この病気は、犬猫問わず未避妊の女の子なら誰でもかかる可能性があります。
多飲多尿・食欲不振・元気消失
これらは様々な病気のサインですが、加えて生理後2か月程度・陰部からの膿や出血が見られたら子宮蓄膿症が進行している可能性もあります。
子宮蓄膿症には、大きく分けて2つのタイプがあります。
開放型:
〇症状: 陰部からドロドロとした膿や出血が出てきます。外に出てくるため、ご家族が気づきやすいタイプです。
〇治療:状態によっては抗生物質などの内科治療も可能ですが、再発の危険性があるため、子宮卵巣摘出術(避妊手術)が最も理想的な治療となります。
閉鎖型:
〇症状:膿が体外に出ず、子宮の中に溜まり続けてしまいます。症状に気づきにくく、発見が遅れがちです。
◯危険性:子宮破裂する可能性もあり、命に関わる緊急事態になります。そのため緊急手術が必要になります。
⬆️子宮に溜まっていた膿です
いつもと違うな?と感じたら早めにご来院ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺