ここ数日、天気の良い日が続き、春らしい気候になってきました。
お散歩に出ると気持ちのいい季節がやってきましたが
ノミ、マダニ、さらに蚊もじわじわと活動し始める季節です。
外部寄生虫の予防・駆除、フィラリア症の予防には
選べるお薬があります。
ノミやマダニの外部寄生虫は、湿疹、痒みなどの皮膚症状だけでなく
とても怖い病気を運んでくる可能性もあるのです!
また、わんちゃんねこちゃんだけでなく、人にも感染する恐れがあります。
市販の忌避剤(虫を寄せ付けないお薬)だけでは不十分なこともありますので
病院で処方されたお薬でしっかりと予防していきましょう。
蚊によって媒介されるフィラリアは
心臓に寄生する虫で、感染してしまうと命に関わります。
毎月1回の投薬で防げる病気です。
蚊が出始めた月から、いなくなった1ヶ月後まで、がフィラリア予防の期間です。
忘れずに投薬しましょう!
また、近年ではフィラリアが猫にも感染すると言われています。
猫の場合、少数寄生であったり、単一性寄生の場合が多く、一般的なミクロフィラリア検査では
発見されにくいことが多い上に、フィラリアが心臓に寄生してしまうと重症化しやすいと言われています。
予防薬のご相談はお気軽にスタッフまでお尋ねください!
くるめ犬猫クリニック
動物看護師 古賀
連日の報道があまりにも多く、そして、社会的不安が大きいコロナウイルス。
誰も遭遇したことがないコロナウイルスに対して、さまざまな意見や対策が出されています。
ウイルス学や公衆衛生学を大学や大学院で学んだ今、求められる事は正しい知識です。
でも、未知のウイルスだと“正しい”知識なんて誰も持っていません。
既存の知見を活かしながら、刻々と変わる状況に照準を合わせていくだけ。
北里大学のHPに公開されているデータで現時点でまとまっているのがありましたので、作者に敬意をもってページリンクをご紹介いたします。
雑な言い方ですが、予防法は
3密を避け、
手洗い、
食事、
睡眠、
運動、
といった生活を送ることに尽きると思います。
マスクされている方に僕から一つだけ提言があります。
その手でズレたマスクは触ってはいけません。
手についたたくさんの雑菌がマスクにつきます。
それは常時、マスクに存在しますのでとても危険と考えます。
同様に、いろんなものを触れた手を、目、鼻、口に持っていくのは危ないです。
そして、ご家族の方からの質問で今多く寄せられる
「新型コロナウイルスはペットにも感染するのか?」
です。
新規感染症なので、誰にもわかりません。
世界の報道を見ると猫が感染しやすそうな印象はあります。
しかし、猫コロナウイルス感染症というものが既にあります。
それに、犬コロナウイルス感染症だって既にあります。
自分の疑問はCOVID-19(ヒト)と既存の猫コロナウイルスをPCR検査でどうやって見分けたんだろうです。
今の技術でそれが出来るのだろうか???
たまたま同じコロナウイルス属だっただけであることを願います。
この点に関しては学者の方々の研究報告を待ちたいと思います。
そして、自分や家族が感染者になってしまったらペットとどう過ごしていくのか?
入院してしまったら、誰がペットたちの面倒を見るのか?
が不安材料として残ります。
福岡県獣医師会からは下記の情報が入りました。
今言える事は、現在流行している新型コロナウイルスがペットに感染すること自体は稀なようです。
またペットから人間に移ったとの報告は現在ありません。
余計に怖がる必要はありません。
ウイルスがペットに付着することは起こり得ますので、手洗い、部屋の定期的な換気を心がけることは大事です。
これを機に今までの習慣の見直しをしてみましょう。
ペットとの生活がさらに楽しいものになるために!!!
また、何か情報があれば更新いたします。
不安は知識武装で解消していきましょう!
くるめ犬猫クリニック
院長
緊急事態宣言が発令されて、多くの方々が生活の変更を余儀なくされています。
愛するペットの健康はこの先も院をあげて全力で対応いたします。
ご安心ください。
一方で、このウイルスを社会的に拡めない努力も並行して行います。
ご不便かけるところあるかと思います。
ご認容くださいませ。
「やってごらんなさい」
振りあげたこぶしを
二度とない人生だで
さっとおろしてしまう
どなろうとした声を
二度とない人生だで
ぐっとおさえてしまう
どうしてもがまんできないのを
二度とない人生だで
じっと辛抱する
もうすこし寝ようとするのを
二度とない人生だで
すっくと起きあがる
そのほかいろいろありましょう
それを二度とない人生だで
処理解決してゆく
やってごらんなさい
ああよかったと
人生の意味がわかるように
なるものです
(坂村真民)
くるめ犬猫クリニック
院長
2020年4月13日(月)より 診療時間短縮 いたします。
詳しくは今後の診療時間に関しての取り組みをご確認ください。
久留米市ウェブサイトより引用しております。
当院では現在、待合室の環境保全のためドッグランへの窓を開放する時間を設けております。
動物が逃げ出してしまわないよう、犬の場合はリードの着用・保持、抱っこ、キャリーバッグに入れる、猫の場合はキャリーバッグやネットに入れてお待ちいただくようお願いいたします。
また、診察中は原則として病院処置室側の扉を開放、診察後は手洗い、診察台の拭き上げ等をいたします。
診察室の扉の開閉は病院スタッフが行います。
診察までの間、お車で待たれる場合には、受付・問診がお済みになった後、車種・ナンバー等をお伝えください。
この4月より、トリマースタッフを採用しております。
待ち時間の間、部分カットなどのご依頼もご検討ください。
ご不便なことも多々あるかとは思いますが、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
この難局、皆の英知で乗り切りましょう!
くるめ犬猫クリニック
動物看護師 古賀