こんにちは😀
日中はだいぶ暑くなってきましたね😵
熱中症が増える季節になってしまいました😖
当院にも、すでに数件、熱中症の状態の子が来院しました!
ぐったりしている、呼吸が荒く苦しそうといった症状がみられます。
特に鼻の短い犬種や気道が狭いワンコ、日頃からハァハァ言ってるワンコは注意が必要です‼️
熱中症になってしまった時には、とにかく体を冷やしてあげることが大切です。
冷水シャワーで足元から!(いきなり全身に水をかけるのは危険です。心臓から遠い部位から冷やしていきましょう)
⬆️来院時、体温が40.7℃ありました🥵
呼吸が荒く、この状態ではお水も飲めません。
後ろ足の方からゆっくり冷やして、ほどなく呼吸が落ち着き、最終的に38.8℃まで下がりました!
熱中症対策としては、小さめのアイスノンをタオルやバンダナで包み、喉に当たるように巻いておくと良いです😀
吸い込む空気を冷やすことができます!
また、冷房はもちろんですが、除湿を同時に行うことで気温を下げることができます。
エアコンのドライ機能で室温が上がってしまう場合もあるので、ご自宅のエアコンのタイプに応じてドライ機能を使用するか、除湿機と冷房を併用するかを判断されると良いでしょう。
体温調節の受容体は年齢や条件などでうまく働かないことがあり、暑さを認識できないことで熱中症の発症がみられます。
つまり、熱中症は室内でも、そして、冷房をつけていても起こります😖
また冷房をタイマーでセットしていてるご家庭では冷房が切れ、室内の気温が上がる朝4-5時でワンコが熱中症を発症するケースも見受けております。
別の事例では、普段外で飼っているご家庭で、冷暖房完備のホテルに預けて、そこで数日過ごして、家に戻ってまた外につないで熱中症を発症したり。
普段と様子が違ったら、呼吸状態や、耳を触って体温が上がっていないかなどをチェックしてみましょう。
熱中症だと気付きやすいポイントは
・よだれが出ている
・ハァハァという呼吸音がゼハゼハという騒がしい音に変わる
・目がうつろ
・体を触るといつもより熱い
などが挙げられます。
上記のポイントは別の症状とも重なったりするため、判断が難しいところではあります。
熱中症は、命を奪う危険もある怖い症状です。
様子がおかしいと思ったら、すぐに病院を受診することをオススメします!
くるめ犬猫クリニック
動物看護師 古賀