こんにちは😊
今回は日常の診察を覗いてみました👀
皮膚がべたべたする、痒みがあるとの子で来院されたシーズーちゃん。
お肌の様子を見てみると、シーズーに多い脂漏症(しろうしょう)に見えました。
この病気はシャンプー療法(薬浴)が効果的なのですが、「もしかしたら、違う原因があるかもしれない」 そう考えた院長は、すぐに皮膚の検査を提案しました。
ベタついている皮膚を少しだけ採取して顕微鏡で見てみると…そこにいたのは、なんと「ニキビダニ」でした!
このダニは健康な子の皮膚にも普通にいますが、免疫力が落ちたり、他の病気が隠れていたりすると、異常に増えてしまうことがあります。
また、検出率も低いのでなかなかダニを見つけることができません。
長年の経験から「ただの脂漏症じゃない」と見抜いた院長‼️
そして、その場で他の獣医師や看護師も交えて皮膚の状態を確認し、すぐに治療開始です。
今回のシーズーちゃんのように、一見するとよくある症状でも、その裏に思わぬ病気が隠れていることがあります。
「なんだかおかしいな…」 そう感じたら、それはワンちゃん、ネコちゃんからの大切なサインかもしれません。
お肌のトラブルに限らず、気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺