先日、午後お休みをいただいて、九州盲導犬協会をお邪魔しました。
目的は盲導犬の卵たちの目の診察です。眼球の各構造に異常を認めないかどうかを検査します。ほとんど問題ないワンコばかりですが、まれに異常が見つかったりします。
元気盛りで全然じっとしてないんじゃないか?と思ってましたが、ある程度訓練されたワンコたちばかりで、ちゃんと目の診察をさせてくれます。なんてお利口なんでしょう。
診察中に協会の方といろんなお話をします。その中の一部を抜粋すると…
発出された非常事態宣言で、視覚障がい者の方への貸与が遅れる事態が発生してしまったそうです。視覚障がい者の方は手でいろんなところを触ることで確認しながら生活をされているため、早く盲導犬を届ける必要があるのですが、それが叶わなかったりするとのことで、お話を聞いて、心痛めました。また、通常の社会啓蒙活動もできず、滞りが生じているとのこと。
社会がいろんな方向へ注意を向け、皆が充足された生活を送れるよう今後も努力し、改善し、実行に移していきたいと思った1日でした。
そういえば写真撮ったことないなぁと思い、最後に写真を撮らせてもらいました。
お前たち、訓練頑張れよー!
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くるめ犬猫クリニック 院長 奥井寛彰