新年を迎えて早くも1ヶ月経とうとしています。
新年を迎えた気持ちを保ち続け、志強く過ごしたいものです。
現在、多くの来院があり、お待たせすることが多く、対策を考えております。治療をうける動物たちの安全性を第一に、そして、お待ちいただく方への配慮ならびに診察室でのご家族へのアドヒアランスを重点的に考えております。お待ちいただくご家族へ感謝いたします。
自分たちの行動指針の改善を心に誓っております。いい対策を早急に出したいと思いますが、“いい対策“ってなかなか出ないものです。院内で毎日のように協議しております。もうしばらくかかるかと思いますが、お待ちください。
また、一般診療(腫瘍や消化器系、心疾患など)と同様に、眼科診療ならびに歯科診療も多く経験させてもらっています。歯科診療は専科診療の樋口先生にお任せしておりますが、こちらも手術予約が取りにくい状況なので、うまくいく方法を考えています。
眼科診療は、多い順に並べると、水晶体外科、角膜穿孔外科、ぶどう膜炎内科診療、網膜剥離整復術です。そのほかには眼瞼腫瘤外科や緑内障対応(内科や外科)などが続く印象です。
水晶体外科は白内障手術や水晶体脱臼に伴う水晶体摘出術といったものが含まれますが、それに角膜穿孔外科と網膜剥離整復を含めますと、緊急〜準緊急のカテゴリーに含まれるものが多く、説明するにあたり、ご家族の心の準備をする間もないことがあったりと、心苦しくなることがあります。しかし、犬や猫の眼科疾患は進行が非情にも早いケースが多いため、ご家庭で気付けないケースも多く遭遇しております。
上記写真は右目の水晶体前方脱臼のワンコです。白内障も同時に患っています。眼圧が上がってくるため痛みや失明などにも注意です。
個別のケースレポートを今後は行っていきたいと思い、そのケースレポートがご家族の参考になれば幸いです。
くるめ犬猫クリニック 院長