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2022-06-30 05:55:00

テクノロジーの進歩

テクノロジーの進歩にはいつも驚かされるのと同時に、それについて行こうとする自身のアップデートにワクワクしています。

 

 

今回ご紹介したいのは手術現場における拡張現実の世界。

 

 

その前に拡張現実とは?それは現実の世界に仮想の世界を組み込ませること。例えば地図アプリにおいては道路にでっかい矢印を表示させて、利用者がどっちに行けばいいかを示してくれたりするものがあります。スマートフォンをつかって、家の中に恐竜を表示させたりするものもあります。

 

 

それを手術現場に持っていくとどういうメリットがあるのか?言葉での解説は難しいのでYouTubeにその動画がありますので、ご参考にされてください。

 

 

 

術者が専用のゴーグルをはめて、手術用顕微鏡とリンクさせておきます。そうすると、目の前に巨大なスクリーンが浮かび出て、そのスクリーンには顕微鏡の画像が表示されます。助手との器具の受け渡しの時だけ、スッと画面が現実に戻り、術野に戻る時は、”拡張された現実”が表示されるわけです。

 

 

このシステムは公式には日本には入ってきておりませんが、入ってきたら、是非とも試したいものです。脳外科の分野にはもっと素晴らしいシステムがあると聞きます。未来はもっともっと面白い!そう思うとワクワクが止まりません。手術システム向上により、術後成績がさらに改善されたり、未開の治療法が発見されたり、病気に打ち勝つ方法が出てくるといいなぁと想像を膨らませています。

 

 

とはいえ、完璧はこの世にはなく、常に前を向いて、時には、一緒に涙し、昨日よりいい自分を創っていきたいです。

 

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まだ足りぬ

踊り踊りて

あの世まで

 - 六代目 尾上菊五郎

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くるめ犬猫クリニック 獣医師 奥井寛彰