おはようございます😊
先日は網膜硝子体の手術を覗いてみました👀
眼科手術の中で多いのは白内障という水晶体の手術ですが、今回は水晶体の後ろにある網膜の手術です。
網膜は損傷してしまうと視力低下や失明につながってしまいます。
そのため硝子体の手術は手術対象になった場合なるべく早く行う緊急性の高い手術になります💦
網膜硝子体手術は剥離してしまった網膜を人工オイルで広げて押さえ、元の状態に維持する手術です。
白内障の手術の時よりさらに器具が増えています。
ライトガイドを目の中に入れて照らして網膜を確認しながら手術を行います。
術後は3~5日程度入院して経過観察を行います。
片眼が網膜剥離してしまった場合、反対眼も剥離する可能性(約5割)があります。
その場合、反対眼を守るためにレーザー網膜光凝固を行います。
人では無麻酔で行いますが、動物は眼球が動いてしまうため、安全のために全身麻酔で行います。
緑色に光っている時がレーザーが出ているときです‼️
健康な目に当たらないように保定者はサングラスを着用します👀
レーザー後でも剥離率が1割といわれていますので、
3か月に1回ぐらいで定期検診で網膜剥離していないかなどチェックします。
硝子体手術やレーザーについてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください☺️
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺