福岡でも緊急事態宣言が解除されました。
コロナウイルスはとても賢いウイルスですから、政府発表通り、油断は禁物です。
目の手術には眼科手術用顕微鏡が不可欠です。
脳外科の顕微鏡と違って鏡筒が自由自在には動きませんので、患者の頭を無理のない範囲で支えておく必要があります。
当院ではZeiss社製のLumera700という顕微鏡を用いています。
同軸照明から助手鏡まで全て揃っていて、心強い味方です。
網膜の手術環境まで耐えてくれます。
実際の手術時に上から見るとこんな感じです。
目の手術の大半は片目でだいたい20-30分で終わります。
網膜剥離の手術は60分程度必要になります。
眼内という特殊環境ですので、手術助手を含め、術中の清潔作業にはかなりの神経を使います。
少しでも動物に無理がなく、そして安全で、治療効率の良い方法を常に模索しながら病院全体で治療に当たります。
くるめ犬猫クリニック
院長