歯科用顕微鏡が導入され、運用が始まりました。
顕微鏡はLeica社製でLED照明のものです。HDMIケーブルでモニター出力もでき、術中動画撮影も可能です。術者の樋口先生だけでなく、助手も進行状況が確認できるため、術中の意思疎通が図りやすくなりました。
歯科専用の術台を使用しており、顕微鏡の高さ、術者の肘の位置、椅子の高さなど細かく調整が効く仕様にすることができました。手術の精度、手ぶれの補正など術後成績に寄与するものと思われます。
同じ日に別枠で白内障手術も行いました。白内障により視覚喪失状態でしたが、術後は無事に見えるようになりました。術後管理が残っていますが、まずは第一関門突破です。写真はカプセルテンションリング(水晶体嚢が眼内で安定するのを目的に挿入するPMMA素材のもの)を挿入しているところです。
最後にもう一つ
院内美化計画としてオペ室壁面にLEDテープライトを設置しました。夜はかなり綺麗ですよ。手術室のカーテンを開けておきます。見に来られる方は是非!!!このライトは昼の手術にも貢献してくれます。
以上、最近の当院の取り組みでした!
くるめ犬猫クリニック 獣医師 奥井寛彰