こんにちは☺
段々と寒さが和らいできましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
当院では毎年検診パック12というわんちゃん、猫ちゃんのお得な検診パック(12歳限定)を行ってきましたが、
この度飼い主の皆さまの声にお応えし、
全年齢対象とした検診パック12を行います。
検診パックの内容は変わらず、
💉血液検査(外部検査機関)
💉レントゲン検査
💉エコー検査
💉尿検査
💉眼科検査
以上がセットになったお得なパックです✨
この機会にわんちゃん、猫ちゃんの健康チェックをしてみませんか?
※完全予約制になります。
ご希望の際は受付スタッフまたは、お電話にてお問い合わせください。
※8時間以上の絶食をおすすめいたします。
動物看護師 大城
梅の花の開花が観測され、来月は3月と春が待ち遠しくなります。暦の上ではもう春。暖かくなるのが楽しみです。
少しずつ診察の試みについてブログ形式でご紹介しようと思います。タイトルの病気は人と同様に犬も猫も発症します。
高血圧ですが、サイレントキラー(静かな殺し屋)とも言われ、気づくのがとても難しいのが特徴です。10歳を超えているワンコやニャンコですと、診察中にご家族には、
・怒りっぽくなっていないか?
・夜、きちんと熟睡できているか?
・吐くことが多くなっていないか?
・部屋の隅っこで隠れるようにしていないか(うずくまっていないか)?
などを質問(問診)しています。疑われるときは、人と同じように血圧を測定します。
一回の検査で高血圧の診断を下すのではなく、何回か血圧を測ったりして、診断を下すこともあれば、眼底検査で眼底出血があるといった決定的な別所見があれば、その場で高血圧の診断を下したりします。
高血圧が疑われたら、どうして高血圧になったのかを考えます。心臓が悪かったり、ホルモン病になっていたり、血管の病気になっていたり、などなど多岐にわたります。そのため、胸部レントゲン検査や心エコー図検査、血液検査、尿検査を実施します。そこで引っかかるようなことがあれば、その病気について治療を実施していきますが、引っかからない時は、血圧を下げる治療を行います。
高血圧を治療すると多くのご家族から、“夜ぐっすり寝てくれている”とか“活動性が上がった”という嬉しい声が聞かれます。きっと犬や猫も人と同じように、血圧が高いことにより頭痛やめまい、胃腸の不快感などが起こっているんじゃないか?と推察しています(インタビューできたら最高なんですけどね)。
実際、どれくらい高い数値が出るかというと、多くは最高血圧が240くらいだったり、最低血圧が150くらいだったりとかなり高い状態での来院が多いです(当院での2021年の判断基準が最高血圧が180未満/最低血圧が120未満としています)。
血圧が高いと網膜剥離を呈していて、失明を主訴に来院したりするケースもたくさん経験しています。大急ぎで血圧を下げに行くのですが、うまく網膜が復位して視覚回復することもあれば、復位しても網膜が機能してくれないこともあります。早ければ早いほど、回復を望みやすいです。
また高血圧により、腎不全を合併したり、脳内出血して発作を起こしたりとさまざまな合併症を引き起こします。
管理した方がいいですよとご家族に促すのは、失明や痛みから動物を解放させてあげたい一心です。高血圧を発症する年齢はすでに高齢だったりして、たまに治療を拒まれるケースもあるのですが、自分としては、最後まで動物は(人も)自分のことを自分でできる体であってほしいと願うばかりです。手を尽くしたけど、中途失明が免れなかったりしてしまうこともありますが、諦めずに追い求めたいところです。
くるめ犬猫クリニック 院長
こんにちは!
あっという間に1ヶ月が過ぎ、2月になろうとしています💦
当院では2月1日(火)より、毎年好評の猫の腎チェックキャンペーンを開始いたします‼️
腎臓病は猫に多い病気です。早期発見のためにもこの機会にチェックしてみませんか?
対象は年齢問わず猫ちゃんです🐱
💉血液検査(BUN,CRE,SDMA)
💉血圧検査
💉眼底検査
💉一般身体検査
以上がセットになったお得なパックです✨
期間:2月1日(火)〜3月31日(木)
※予約制ではございませんが、来院時間予約をしていただくとスムーズにご案内できます。
※8時間以上の絶食をおすすめいたします。
上記の血液検査は腎臓の項目のみになりますが、せっかくなので全身チェックしてほしいという方には、血液検査一般項目が出来る全身チェックキャンペーンも同時に行なっております‼️
また、12歳の犬猫🐶🐱対象の、健診パック12もあります‼️
ぜひご検討ください☺️
料金・キャンペーンについてのお問合せは受付またはお電話(0942-21-7702)にてお願い致します😊
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
新年を迎えて早くも1ヶ月経とうとしています。
新年を迎えた気持ちを保ち続け、志強く過ごしたいものです。
現在、多くの来院があり、お待たせすることが多く、対策を考えております。治療をうける動物たちの安全性を第一に、そして、お待ちいただく方への配慮ならびに診察室でのご家族へのアドヒアランスを重点的に考えております。お待ちいただくご家族へ感謝いたします。
自分たちの行動指針の改善を心に誓っております。いい対策を早急に出したいと思いますが、“いい対策“ってなかなか出ないものです。院内で毎日のように協議しております。もうしばらくかかるかと思いますが、お待ちください。
また、一般診療(腫瘍や消化器系、心疾患など)と同様に、眼科診療ならびに歯科診療も多く経験させてもらっています。歯科診療は専科診療の樋口先生にお任せしておりますが、こちらも手術予約が取りにくい状況なので、うまくいく方法を考えています。
眼科診療は、多い順に並べると、水晶体外科、角膜穿孔外科、ぶどう膜炎内科診療、網膜剥離整復術です。そのほかには眼瞼腫瘤外科や緑内障対応(内科や外科)などが続く印象です。
水晶体外科は白内障手術や水晶体脱臼に伴う水晶体摘出術といったものが含まれますが、それに角膜穿孔外科と網膜剥離整復を含めますと、緊急〜準緊急のカテゴリーに含まれるものが多く、説明するにあたり、ご家族の心の準備をする間もないことがあったりと、心苦しくなることがあります。しかし、犬や猫の眼科疾患は進行が非情にも早いケースが多いため、ご家庭で気付けないケースも多く遭遇しております。
上記写真は右目の水晶体前方脱臼のワンコです。白内障も同時に患っています。眼圧が上がってくるため痛みや失明などにも注意です。
個別のケースレポートを今後は行っていきたいと思い、そのケースレポートがご家族の参考になれば幸いです。
くるめ犬猫クリニック 院長
おはようございます。
本日1月6日(木)の午後の診察は15時からとなります。
フード・お薬の受け取りは可能です。受付までお越しください。
本日は獣医師1名により診察しております。歯科診察も並行しているため、待ち時間が長くなる可能性があります。
ご了承ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺