こんにちは😊
今回は日常の診察を覗いてみました👀
皮膚がべたべたする、痒みがあるとの子で来院されたシーズーちゃん。
お肌の様子を見てみると、シーズーに多い脂漏症(しろうしょう)に見えました。
この病気はシャンプー療法(薬浴)が効果的なのですが、「もしかしたら、違う原因があるかもしれない」 そう考えた院長は、すぐに皮膚の検査を提案しました。
ベタついている皮膚を少しだけ採取して顕微鏡で見てみると…そこにいたのは、なんと「ニキビダニ」でした!
このダニは健康な子の皮膚にも普通にいますが、免疫力が落ちたり、他の病気が隠れていたりすると、異常に増えてしまうことがあります。
また、検出率も低いのでなかなかダニを見つけることができません。
長年の経験から「ただの脂漏症じゃない」と見抜いた院長‼️
そして、その場で他の獣医師や看護師も交えて皮膚の状態を確認し、すぐに治療開始です。
今回のシーズーちゃんのように、一見するとよくある症状でも、その裏に思わぬ病気が隠れていることがあります。
「なんだかおかしいな…」 そう感じたら、それはワンちゃん、ネコちゃんからの大切なサインかもしれません。
お肌のトラブルに限らず、気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
こんにちは!
最近、地震や災害のニュースを耳にする機会が増えました。
「もしも」の時に、大切な家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんと一緒に、どうやって身を守ればいいんだろう…? そんな風に不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな皆さんの不安を少しでも軽くできるように、私たちにできる「ペットとの防災準備」について、一緒に考えていきたいと思います!
⭐️準備しておきたい、防災セットリスト
避難する時にサッと持ち出せるように、防災リュックを作っておきましょう!
人間用の防災リュックとは別に、ペット用のものを一つ用意しておくのがおすすめです。
☑️いつものごはん:最低でも5日分は用意しておきましょう。食べ慣れているものが安心です。
☑️飲み水:ごはんと同じく5日分。水分補給はとっても大切です。
☑️お薬:いつも飲んでいるお薬は、先生に相談して、少し多めに用意しておくと安心です。
☑️トイレ用品:ペットシーツや猫砂、うんち袋など、普段使っているものを忘れずに。
☑️リード、首輪、ハーネス:脱走防止のため、予備も準備しておきましょう。
☑️キャリーバッグまたはクレート:いざという時に、スムーズに入れるように普段から慣れさせておきましょう。
防災リュックを準備したら、次は「避難の練習」です。
災害時は、いつもと違う状況でワンちゃんやネコちゃんもパニックになってしまうかもしれません。
☑️キャリーバッグに慣れさせる:普段からキャリーバッグをリビングに出しておき、おやつを入れてあげたりして、安全な場所だと思ってもらう練習をしましょう。
☑️「待て」「おいで」の練習:もしもの時に呼び戻せるよう、日頃から簡単なコマンドの練習をしておくと安心です。
環境省より発行されたパンフレットです。ぜひチェックしてみてください!
【環境省×うんこドリル ペットと防災】
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0709.html
「最近、お水をよく飲むなぁ…」
「おしっこの色がうすい」「においがいつもと違う」
そんな変化に気づいたことはありませんか?
わんちゃん・ねこちゃんの飲水量が急に増えたり、おしっこの量が多いときは、体の中で何か起きているサインかもしれません。
よくある原因には次のようなものがあります。
膀胱炎:細菌感染などで膀胱に炎症が起きる
腎臓病:腎臓の働きが弱り、おしっこがうすくなる
糖尿病:体が糖を処理できず、多飲多尿の症状が出る
尿の性状(色・におい・比重)を見ることで、体の状態がわかります。
とくに腎臓病や糖尿病は、早期に気づいて治療を始めることが予後を大きく変える病気です。
「ちょっとお水をよく飲む気がするな…」と思ったら、ぜひ尿検査を受けてみましょう❗️
当院では眼科のみならず泌尿器疾患の診察・検査にも力を入れています。
泌尿器科を得意とする獣医師・櫨川をはじめ、スタッフが丁寧にサポートいたします。
特に症状はないけど検査したいという方には‼️
お得な健診パックをご用意しております✨
10月~12月は健診パックキャンペーン期間です。
詳しくはスタッフまで☺️
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
当院での目の検査の1つにOCT検査(光干渉断層計) があります。
これは眼の奥(網膜や視神経)を光で撮影するもので、
網膜や角膜を横から見ることができます。
ちょっと不思議で、でもとても頼もしい検査です👀✨
撮影時間は15分~20分程度です。
麻酔は必要ないので、体への負担はほとんどありません。
人だと「目を動かさないでください」とお願いできますが…
わんちゃんやねこちゃんにはそれができないので、キョロキョロ動く目のタイミングを見計らって撮影します。
OCTは撮影の技術も大事ですが、
同じくらい大切なのが 保定(体や顔を支えること) です。
顔を置く位置や角度、撮影者との息を合わせるタイミング…
ちょっとした工夫で撮影のしやすさが全然違います。
今日も先輩看護師に教わりながら、保定と撮影の練習中💪
まだまだコツをつかむのは難しいですが、
少しずつできることが増えていくのが楽しいみたいです😊
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺