だんだんと暑くなり、熱中症には警戒し対策されていると思います。
これからの時期、熱中症と同じように注意しなければいけない感染症があります‼️
人にも感染する【レプトスピラ症】です⚠️
なぜ、これからの時期に注意すべきかというと…
レプトスピラ症の主な感染経路が川や河川敷、山の中の土壌で、これからの時期は川に泳ぎに行ったり、キャンプに行く機会が増え、感染のリスクが高まるためです❗️
福岡県より注意喚起のポスターが届きました📝
レプトスピラ症.pdf (0.3MB)
河川での遊泳・レジャー後に症状が見られたら医療機関を受診または相談してください❗️
正しい知識を持って感染予防に取り組み楽しい夏をお過ごしください☺️
犬に感染すると発熱、元気食欲がなくなり、腎不全を引き起こし、高確率で亡くなってしまいます。
今日は元気がないなと思った日の川遊びなどは無理に連れて行かず、予定の変更をお勧めします。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
先日手術用デジタル顕微鏡についてコメントしました。
以降も全ての眼科手術ならびに拡大が必要な手術に積極利用しております。
被写界深度、画角、術者の姿勢などなど、全てが今までを凌駕しており、一度この見え方に慣れてしまうと元にはなかなか戻れません。
約1年前に自分がこういう記事を書いているのを思い出しました。
この時の自分の心境を思い返すと、
”手術の最後の砦である視機能の部分を他人(コンピューター)に預けてしまって、安全な手術ができるのだろうか?”
という心配があったことは否めません。
比較的高額な部類に入る医療機器ですので、導入に対して慎重になっていましたが、実際使ってみるともっと早く導入すればよかったという印象です。
楽になっただけか?と問われると、安全性も増したと実感しています。
これは実際に数値化できない部分かと思われますが、術者が楽ということは手術が楽なので、術中手順に完成度が高まってくると考えています。組織をつかむ、縫合糸を通す場所など基本的なものから、白内障手術時の飛散核片の行方も含め一つ一つが全体を通して自然と視認化されます。何もこの機械を使わないと安全な手術ができないわけではないと言うことを申し添えておきます。ただ、導入に怯えていた当時の自分には、もっと早く導入しておけばよかったということを伝えたいと言う気持ちはあります。
以前白内障手術をトレーニング受ける時に、”鏡視下手術をする時に大事なことは見るということを散々意識しろ”と言うこと、叩き込まれました。術中姿勢だったり顕微鏡セッティングだったり、そういったものがデジタルの導入により、シンプルにかつ肉眼を超えて叶えてくれます。
この先も未来の自分の期待に応えていける、現在の自分でありたいと思っております。
そして、自分だけでなく、当院全体で、社会全体の枠を考える行動規範をもって、取り組んで行きます。
くるめ犬猫クリニック
院長 奥井寛彰
今回は手術が行われていない静かな手術室をのぞいてみました😊
手術が終わった後の手術室はきれいに清掃して、いつでも使えるように準備されています‼️
2台の麻酔機をつなぐこちらの機械を発見👀
下の写真は麻酔器の写真です。
上の写真の機械と麻酔器が黄色のチューブで繋がれています。
緑のチューブはO2(酸素)で、黄色のチューブはAIR(空気)と記載されているのがわかります。
当院では、すべての吸入麻酔例は空気と酸素の混合気で行っております。
なぜ、空気を混合させたほうがいいのでしょうか?
獣医師の山本に聞いてみました🙋♀️
山本 「純酸素に空気を混入させることで、肺がしっかり膨らみ無気肺(肺に空気がなく、肺がつぶれた状態)を防止できます。
また麻酔から覚めやすくなるので、負担を最小限にできます。」
とのことでした!
さて、隣の手術準備室に行ってみると…手術器具を滅菌したり、次に行われる手術の準備がされていました。
手術で必要なものを手術ごとにまとめて1つのカートに準備しています。
これにより、出し忘れを防いだり時間が短縮されスムーズに手術が行われます☺️
全身麻酔での手術は、不安になる方も多いと思いますが、少しでも安心してもらえるように、より安全に手術が行えるように努めてまいります!
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺