こんにちは😊
食欲の秋🍂美味しいものがたくさんで、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。
それは私たち人間だけでなく、ワンちゃんネコちゃんも同じみたいです。
最近、来院される子の中で、誤食のケースがとても増えています。「ちょっと目を離したすきに…」そんな一瞬の出来事が、命に関わることもあるので、注意が必要です。
今回は、実際にあった誤食の事例をいくつかご紹介します。
ワンちゃんが美味しそうな匂いにつられて、お皿にかかっていたラップを食べてしまったというケースがありました。
ラップは消化されずに腸に詰まってしまう可能性もありますが、幸い食べたのは少量で内視鏡で取り出すことができました。
高級な果物として人気のシャインマスカット。実は、ぶどう類はワンちゃんネコちゃんにとって中毒を引き起こす危険な食材です。少量でも腎臓にダメージを与えることがあるので、絶対に与えないでください。
今回は食べてすぐに来院されてので注射による吐かせる処置で吸収される前に全部吐かせることができました。
胃の中に異物があるということで来院。前日からレントゲンやエコーで硬そうな塊が動くことなくあったとのことで内視鏡検査をしました。
塊の正体は、肉じゃがのじゃがいもでした。じゃがいもは食べること自体には問題ありませんが、塊が大きかったり消化しにくい硬さだと胃に残ったままになってしまいます。
これからの季節美味しいものがたくさん✨
あれ?何か変なものを食べたかも?」そう感じたら、迷わずにすぐご連絡ください。
何を、いつ、どれくらいの量を食べたのかを伝えていただくと、迅速に対応できます。
食欲の秋だからこそ、美味しいものはワンちゃんネコちゃんの手の届かない場所に。一緒に楽しい秋を過ごすために、日頃から気をつけていきましょう!
くるめ犬猫クリニックの院内掲示板にて「くるめ犬猫通信 9月号」で、ワンちゃんネコちゃんの様々な中毒について特集しています。
ご来院の際にはぜひご覧ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
🏥診察時間変更のお知らせ🏥
☆9月27日(土) 午後休診 11時受付終了 12時診察終了
受付終了間際に緊急性の高いわんちゃん・ねこちゃんがご来院された場合、診察内容によっては十分な検査や処置ができない可能性があります。
重篤な症状があるわんちゃん・ねこちゃんは、お早めにご来院ください。
☆9月28日(日) 午前休診 14時診察開始
皮下点滴のみ、フード・お薬の受け取りは休診の時間帯でも可能です。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
こんにちは😊
今回は日常の診察を覗いてみました👀
皮膚がべたべたする、痒みがあるとの子で来院されたシーズーちゃん。
お肌の様子を見てみると、シーズーに多い脂漏症(しろうしょう)に見えました。
この病気はシャンプー療法(薬浴)が効果的なのですが、「もしかしたら、違う原因があるかもしれない」 そう考えた院長は、すぐに皮膚の検査を提案しました。
ベタついている皮膚を少しだけ採取して顕微鏡で見てみると…そこにいたのは、なんと「ニキビダニ」でした!
このダニは健康な子の皮膚にも普通にいますが、免疫力が落ちたり、他の病気が隠れていたりすると、異常に増えてしまうことがあります。
また、検出率も低いのでなかなかダニを見つけることができません。
長年の経験から「ただの脂漏症じゃない」と見抜いた院長‼️
そして、その場で他の獣医師や看護師も交えて皮膚の状態を確認し、すぐに治療開始です。
今回のシーズーちゃんのように、一見するとよくある症状でも、その裏に思わぬ病気が隠れていることがあります。
「なんだかおかしいな…」 そう感じたら、それはワンちゃん、ネコちゃんからの大切なサインかもしれません。
お肌のトラブルに限らず、気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺
こんにちは!
最近、地震や災害のニュースを耳にする機会が増えました。
「もしも」の時に、大切な家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんと一緒に、どうやって身を守ればいいんだろう…? そんな風に不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな皆さんの不安を少しでも軽くできるように、私たちにできる「ペットとの防災準備」について、一緒に考えていきたいと思います!
⭐️準備しておきたい、防災セットリスト
避難する時にサッと持ち出せるように、防災リュックを作っておきましょう!
人間用の防災リュックとは別に、ペット用のものを一つ用意しておくのがおすすめです。
☑️いつものごはん:最低でも5日分は用意しておきましょう。食べ慣れているものが安心です。
☑️飲み水:ごはんと同じく5日分。水分補給はとっても大切です。
☑️お薬:いつも飲んでいるお薬は、先生に相談して、少し多めに用意しておくと安心です。
☑️トイレ用品:ペットシーツや猫砂、うんち袋など、普段使っているものを忘れずに。
☑️リード、首輪、ハーネス:脱走防止のため、予備も準備しておきましょう。
☑️キャリーバッグまたはクレート:いざという時に、スムーズに入れるように普段から慣れさせておきましょう。
防災リュックを準備したら、次は「避難の練習」です。
災害時は、いつもと違う状況でワンちゃんやネコちゃんもパニックになってしまうかもしれません。
☑️キャリーバッグに慣れさせる:普段からキャリーバッグをリビングに出しておき、おやつを入れてあげたりして、安全な場所だと思ってもらう練習をしましょう。
☑️「待て」「おいで」の練習:もしもの時に呼び戻せるよう、日頃から簡単なコマンドの練習をしておくと安心です。
環境省より発行されたパンフレットです。ぜひチェックしてみてください!
【環境省×うんこドリル ペットと防災】
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0709.html
「最近、お水をよく飲むなぁ…」
「おしっこの色がうすい」「においがいつもと違う」
そんな変化に気づいたことはありませんか?
わんちゃん・ねこちゃんの飲水量が急に増えたり、おしっこの量が多いときは、体の中で何か起きているサインかもしれません。
よくある原因には次のようなものがあります。
膀胱炎:細菌感染などで膀胱に炎症が起きる
腎臓病:腎臓の働きが弱り、おしっこがうすくなる
糖尿病:体が糖を処理できず、多飲多尿の症状が出る
尿の性状(色・におい・比重)を見ることで、体の状態がわかります。
とくに腎臓病や糖尿病は、早期に気づいて治療を始めることが予後を大きく変える病気です。
「ちょっとお水をよく飲む気がするな…」と思ったら、ぜひ尿検査を受けてみましょう❗️
当院では眼科のみならず泌尿器疾患の診察・検査にも力を入れています。
泌尿器科を得意とする獣医師・櫨川をはじめ、スタッフが丁寧にサポートいたします。
特に症状はないけど検査したいという方には‼️
お得な健診パックをご用意しております✨
10月~12月は健診パックキャンペーン期間です。
詳しくはスタッフまで☺️
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺