こんにちはくるめ犬猫クリニックです😊
10月も下旬となり、朝晩は肌寒く感じるようになってきました。
最近、当院でも多く治療している「緑内障(りょくないしょう)」についてお話しします。
緑内障とは、目の中を流れる栄養分を含んだ水(眼房水)がうまく排出されなくなり、眼圧が上がってしまう病気です。
眼圧が上がると目の奥の視神経が圧迫され、激しい頭痛のような強い痛みを伴います。
さらに進行が非常に早いことで、治療が遅れると数日で失明してしまうこともある、緊急性の高い病気です。
緑内障治療の最大の目的は、「すぐに眼圧を下げて、視力を守り、痛みをなくすこと」です。
当院では、症状や進行度に合わせて主に以下の3つの治療法をご提案しています。
① 点眼/点滴/内服による内科治療
眼圧を下げるための点眼薬/点滴/内服薬を使用します。
目の水の生産を抑えたり、排出を促したりするお薬です。初期の段階や、手術後の維持管理としても非常に重要になります。
② マイクロパルスレーザー治療
鎮静または全身麻酔にて目の中で水を作っている組織に特殊なレーザーを当てて、水が作られる量を減らす治療法です。
レーザー後はカラーは基本的に必要なく、いつも通りの生活ができます。
内服や点眼薬と組み合わせての治療です。
③ バイパス手術による外科治療
水の本来の出口が完全に詰まってしまっている場合に、手術で人工的に新しい「水の抜け道(バイパス)」を作ってあげる方法です。
溜まりすぎた水がスムーズに外へ流れるようになるため、物理的にしっかりと眼圧を下げることができます。
先日おこなったバイパス手術
細い管を目の中に設置しています。
それぞれの治療法にメリットデメリットがあります。
目の状態やご家族との意向を話し合って治療方針を決定していきます。
こんな症状が見られたら、もしかした緑内障かも…早めにご相談ください。
・白目が赤く充血している
・黒目が白っぽく(青っぽく)濁っている
・目をショボショボさせている、開けにくそう
・痛がって顔周りを触らせない
・食欲不振、嘔吐
目の病気なので目に注目しがちですが、実は緑内障の初期症状に食欲不振や嘔吐があります。
緑内障は強い痛みを伴います。痛みから消化器症状がでることもあります。
当院では、専門的な眼科治療にもしっかりと対応できる体制を整えています。
大切なご家族の「明るい光」と「痛みのない生活」を守るため、いつでもご相談ください。
くるめ犬猫クリニック
事務 渡辺