ブログ 

2022-06-27 14:00:00

歯磨きセミナー

梅雨に入り雨の日が続いていますが、今週は気温が上がる予報が出ております☀️💦

熱中症に注意しましょう⚠️

 

 

先日、LION商事株式会社の池田様をお招きして歯磨き教室を開催していただきました🪥

 

今回は、ワンちゃんネコちゃんも一緒に参加してのセミナーです‼️

まずは、歯磨きの重要性やお口の構造・触り方を勉強しました✏️

 

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 触るときのポイントや声かけの仕方を動画を見ながら教えていただきました!

 ポイントを頭に入れて…実践です‼️🪥🦷

わかってはいるけど、いざやってみるとなかなか難しい💦💦

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3種類のジェルを試しながら☺️お好みはどれかな〜🎵

 

 

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お口を触れるようになったら、前歯・奥歯しっかり磨きました‼️

 

1組1組丁寧にご指導していただきながら、みんな上手にできるようになりました😸🐶

 

 

セミナー後は歯ブラシ・ジェルを購入してやってみる!という方や歯科健診を受けてみる!という方が増えました✨✨

たくさんの豪華プレゼントもいただきみなさん大満足です❤️

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10組限定でしたが、大好評でしたのでまた機会がありましたから開催を予定したいと思います😊

 

 

 

次回は、7/5(火)千寿製薬様をお招きしての【眼科セミナー】です‼️

セミナー後、スタッフより『点眼するときのコツ‼️』をお話しします☺️

ぜひ、ワンちゃんネコちゃんも一緒にご参加ください。

まだ数席空きがありますので、ご希望の方はお電話(0942-21-7702)またはスタッフまでお願いいたします☺️

 

くるめ犬猫クリニック

事務 渡辺

2022-06-25 05:55:00

最近の病院

歯科用顕微鏡が導入され、運用が始まりました。

顕微鏡はLeica社製でLED照明のものです。HDMIケーブルでモニター出力もでき、術中動画撮影も可能です。術者の樋口先生だけでなく、助手も進行状況が確認できるため、術中の意思疎通が図りやすくなりました。

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歯科専用の術台を使用しており、顕微鏡の高さ、術者の肘の位置、椅子の高さなど細かく調整が効く仕様にすることができました。手術の精度、手ぶれの補正など術後成績に寄与するものと思われます。

 

 

 

 

 

同じ日に別枠で白内障手術も行いました。白内障により視覚喪失状態でしたが、術後は無事に見えるようになりました。術後管理が残っていますが、まずは第一関門突破です。写真はカプセルテンションリング(水晶体嚢が眼内で安定するのを目的に挿入するPMMA素材のもの)を挿入しているところです。

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最後にもう一つ

院内美化計画としてオペ室壁面にLEDテープライトを設置しました。夜はかなり綺麗ですよ。手術室のカーテンを開けておきます。見に来られる方は是非!!!このライトは昼の手術にも貢献してくれます。

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以上、最近の当院の取り組みでした!

 

 

くるめ犬猫クリニック 獣医師 奥井寛彰 

 

 

 

 

 

2022-06-14 05:55:00

盲導犬協会

 

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糸島にある九州盲導犬協会から盲導犬の卵が診察に来てくれました。

目的は眼科検診。目に先天性の異常がないかどうかを確認します。視覚喪失者が社会活動を取り戻すために、盲導犬たちは人を大きく支えてくれます。たくさんの候補犬から、盲導犬としてデビューできるのはごくごく一部のエリートのみ。協会スタッフに支えられて、立派な盲導犬になります。毎日の訓練、そして愛情。スタッフの方々の努力には頭が下がるばかりです。

 

愛情をいっぱい受けたこのラブラドールに異常は認めませんでした。人を人が助けるという当たり前が、昔も今もなかなか難しい世の中。動物が支えてくれたり、ロボットが支えてくれたり(クリックするとYouTubeにとびます)と選択肢は決して1つじゃないということも知らされたりします。真実はいくつもあり、リソースは豊富にあり、我々は変化に抵抗することではなく対処することだという前提に立ち、遠くを目指していきたいものです。

 

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花咲けば

共に眺めん

 

実熟せば

共に食べん

 

悲喜分かち

共に生きん

 

-坂村真民

 

 

くるめ犬猫クリニック 院長 獣医師 奥井寛彰

 

 

 

 

 

 

2022-06-03 05:55:00

知っておきたい‼️白内障👀 part1

こんにちは☺

 

くるめ犬猫クリニックです🐶😺

 

日増しに暑くなる時期ですが、皆さまいかがお過ごしですか?

 

今回は飼い主の皆さまからご質問の多い白内障👀について、院長と看護師目線から皆さまの質問に答えていきたいと思います。

 

では質問スタートです↓

 

 

私:白内障とはどのような病気ですか?

 

院長:水晶体が白く濁る治療可能な失明性疾患です。料理するときに透明だった卵の白身が白く濁るのと似ています。

 

看護師:初期の場合は肉眼では見えづらい事もあります。

気になる際は定期検診なども可能ですので、お気軽にお問い合わせください☎

 

 

 

私:目が白くなりました。これは白内障ですか?

 

院長:来院される中で多くは白内障ですが、中には角膜が白かったり、核硬化症という別の病気だったりすることもあります。

スリットランプという目の中を詳しく見る機械を用いて検査していきます。下の写真↓がスリットランプと呼ばれるものです。眼科医院で見かけるものかと思います。この検査は光を使って診断するので痛いということはないのですが、怖がるワンコやニャンコが多いです。

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看護師:目が白く見える場合は、白内障以外の他の病気によって白く見えるという事もあるので、一度来院していただくようにお勧めしております☺

 

 

 

私:手術をしたら治る病気ですか?

  すぐに見えるようになりますか?

 

院長:白内障のみであれば治療すれば治る病気ですが、そのほかに網膜に障害があったり、緑内障の前段階(なかなか気付けない)だったりすると水晶体の治療をしても見えるようにはなりません。治療後は麻酔から覚めたら見えるようになりますが、過去に5年間失明していた柴犬さんで(威嚇瞬き反射はあるのに)術後3日間くらいものにぶつかって歩くことがあり、さすがにその時は焦りました。

 

 

私:白内障になったら手術をしないといけないでしょうか?

 

院長:白内障の治療にはステージごと、また年齢ごとに若干治療法が異なることがあります。

・1歳未満だと手術しなくてもいいケースがあります。

・1歳超えてくると消炎剤の内科治療か手術が求められます。

・10歳超えてくると進行防止剤や消炎剤、そして手術が選択肢に挙げられます。

手術一択ではないという点にも注目です。ただし、見えるを狙うのであれば、現在のところ手術しか方法がありません。

 

 

私:白内障をこのまま様子見ていたらどうなりますか?

 

院長:点眼できるのであれば、せめて消炎剤の点眼をしておくのが無難です。のちに水晶体がずれてきたりして、目に強い痛みが出てくることがあります。あまりに痛みが強い場合は、眼球摘出や義眼の手術を行い、痛みから遠ざけることも行います。目の治療は全身麻酔が必要となりますので、全身疾患との兼ね合いが強く、主治医の先生とよく話し合って方向性を決めていくのがいいかと思います。

 

看護師:点眼のやり方や診察室で聞きそびれた事がありましたら、お気軽に看護師にご質問ください💡

 

 

いかがでしたか?

ブログを読んでいただき、白内障について知らなかった方には白内障について知って頂き、白内障を知っており治療などを考えていらっしゃる方がいれば、治療をする上での参考になれば幸いです☺

 

次回(part2)では白内障手術について、飼い主の皆さまからよくあるご質問にお答えしていきたいと思います‼️

 

 

くるめ犬猫クリニック

動物看護師  大城

 

 

2022-06-01 05:55:00

熱中症にご注意を!

暑くなる時節となりました。最近の太陽の元気さが違います。

連日の天気予報でも、夏日や真夏日といったキーワードが出てくるようになりました。

 

 

 

そこで気になるのがワンコの熱中症です。ニャンコはあまり熱中症になるというイメージはありません(むしろクーラーで体調崩すケースが多いです)。

 

 

 

ワンコの熱中症は人の熱中症とほぼ同じです。体温が体にこもって、動けなくなり、死に至るといった具合です。体の中で熱暴走が起こってしまうわけですが、気温が高いと起こりやすいです。気温以外にも基礎疾患を持っていると発症しがちです。

 

 

当院で気にしている基礎疾患は

・気管虚脱(特に短頭種(チワワ、シーズー、キャバリアなど))

・肥満体質

・甲状腺や副腎に機能異常を抱えている

・腎不全や糖尿病といった水分喪失性疾患

・血流による放熱しにくい心疾患

です。

 

 

これだけ書くと病気ほぼ全般といった感じもしますが、この病気に罹患しているからといって必ず熱中症になるわけではありません。また、外飼いのわんこが空調効いたペットホテルに預けて、お迎えの後に自宅に戻って外飼いにして熱中症を発症したケースも経験しております。

 

 

熱中症っぽい症状は

・呼吸音が荒い(耳障りなゼハゼハ音)けど、下の色は赤色(レンガ色のこともあり)

・体を触るといつもよりも熱い

・室温/気温が高い

というのが特徴です。諸条件がたくさんあるため、確実なことは言えませんが、上記所見が見られたら、まず体を冷やすことをオススメします。急激に冷やす必要はありません。お風呂のため水や水道水を使い、足先から体幹に向けて徐々に水をかけていきます。蒸散熱で体温が下がっていくはずです。同時にゼハゼハした呼吸音が落ち着いてくれば、第一目標達成です。その後、かかりつけ動物病院に電話し、指示を仰ぎます。病院では血液検査したり、輸液したりといった処置を行い、高体温後の離脱を考えて治療戦略を立てていきます。

 

 

ペット見守りカメラの設置やSwitch botなどを導入することで、宅内の環境を整えてみてもいいですね。

 

 

長引く半導体不足の影響で手に入らなかった超音波検査機器がようやく第3診察室に納品されました。

お待たせする時間が少なくなればいいのですが…

丁寧なわかりやすい診療説明をこの先も心がけます。診察後でもご不明な点がございましたら、受付でも承ります。

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くるめ犬猫クリニック 奥井

 

 

 

 

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